23年前の今日

1998年3月8日は大友良英さん率いるGround Zeroの最後のLiveが行われた。
http://www.japanimprov.com/yotomo/groundzero/lastnotes-j.html
佐々木敦さんが書かれているように、大友さんが音楽活動に1つの区切りをつけたと
終わったとき、私も感じた。
先の佐々木さんの論評では、それから15年後に"あまちゃん"で名を馳せることになる迄は網羅されていなかったけれど。

1996年秋位から大友さんのLiveにはよく行っていた。ちょっとしたファンとして認識されていたと思う。主宰されていたMusic Merge Festivalでは、演奏者と客が一緒に中華料理をつまんでいるような環境だったしね。

それと大友さんとは関係なく、私自身"最先端の音楽"に必死でフォローする気力がこの日を境に失ってしまったようにも思う。その気力を何とか取り返そうとしているうちに、音楽を享受する環境も術もこの23年で大きく変わった。音楽を聴くためのコストも大幅に下がった。
また、過去の音楽からも多く学ばねばならないことがあるようにも思え、ここ数年はモダンジャズ(と言われる音楽)を聴く頻度が多くなった。

この先、私は音楽をどのように享受していくのだろうか?